ブラック企業を辞めた後・辞める前にスキルアップできる国の給付金制度が充実しています。「お金がない」「時間がない」という状況でも、適切な制度を使えば無料〜大幅割引で学べます。
給付金の対象になる全指定講座を検索できる厚生労働省の公式システム。
① 検索システムで講座を探す手順
公式サイトにアクセスする
上記URLから「教育訓練講座検索システム」にアクセス。トップページに「一般」「特定一般」「専門実践」の3つのタブがある。自分が使いたい給付種別のタブを選択。
訓練分野・地域・実施機関で絞り込む
検索条件は以下の項目で絞れる:
・訓練分野:IT・医療・語学・ビジネス・介護・資格など
・都道府県・市区町村:通学・通信のどちらかも選択可
・実施機関:大学・専門学校・民間スクールなど
・修了後の資格:取得できる資格名で検索も可能
講座の詳細を確認する
各講座の詳細画面で確認すべき項目:
・受講費用(給付前の全額)
・給付率(20%・40%・70%のどれか)
・受講形態(通学・通信・オンライン)
・訓練期間・開講日程
ハローワークで支給申請資格を確認する
受講前にハローワークで「教育訓練給付の受給資格確認」を行う(原則として受講開始1ヶ月前まで)。専門実践・特定一般はキャリアコンサルティングの実施が必須。
受講・修了後に給付申請する
受講修了後1ヶ月以内にハローワークへ書類を提出して支給申請。必要書類:受講証明書・領収書・本人確認書類・雇用保険被保険者証。専門実践は6ヶ月ごとに申請。
② 給付金対象になる代表的な講座カテゴリ
| 分野 | 代表的な講座・資格 | 給付種別 | 相場受講費 |
|---|---|---|---|
| IT・プログラミング | Python・Java・AWS・情報処理技術者・基本情報技術者 | 専門実践・特定一般 | 10〜100万円 |
| 医療・看護・介護 | 看護師・介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士 | 専門実践 | 50〜300万円 |
| 語学 | TOEIC対策・英語検定・中国語・韓国語 | 一般 | 5〜30万円 |
| 士業・法律 | 社会保険労務士・中小企業診断士・行政書士・宅地建物取引士 | 特定一般・一般 | 10〜60万円 |
| 保育・教育 | 保育士・幼稚園教諭・学校教員免許 | 専門実践 | 100〜300万円 |
| デザイン・クリエイティブ | Webデザイン・UI/UX・グラフィックデザイン | 一般・特定一般 | 20〜60万円 |
| ビジネス・経営 | MBA・ビジネス実務法務・ファイナンシャルプランナー | 一般・専門実践 | 30〜200万円 |
| 建設・工業 | 電気工事士・建築施工管理技士・危険物取扱者 | 特定一般・一般 | 5〜30万円 |
残業月100時間の受託開発会社を退職。貯金が少なく、すぐに次の仕事を探さなければならない不安。
介護職でのキャリアアップを目指して看護師資格に挑戦したいが、費用が高くて踏み出せない。
長年フリーターで雇用保険がない。お金もないのでスキルアップしたくてもできない状況。
外資系企業へ転職したいが英語力が不足。在職中でも使える制度を探していた。
残業過多の不動産会社を辞めたいが、資格がなければ転職が難しいと感じている。
体調回復後に新しいキャリアに向けてスキルアップしたいが、お金と時間の余裕がない。
| 給付種別 | 雇用保険加入要件 | 在職中 | 離職後 | 上限額 |
|---|---|---|---|---|
| 一般教育訓練給付 | 在職:1年以上 離職:1年以内 |
✅ 可 | ✅ 可 | 受講費の20% (上限10万円) |
| 特定一般教育訓練給付 | 在職:3年以上 離職:1年以内 |
✅ 可 | ✅ 可 | 受講費の40% (上限20万円) |
| 専門実践教育訓練給付 | 在職:3年以上 離職:1年以内 |
✅ 可 | ✅ 可 | 受講費の50〜70% (上限年56万円×最長3年) |
| ハロートレーニング | 雇用保険受給中 | ❌ 原則不可 | ✅ 可(給付延長あり) | 受講料無料 (テキスト代実費) |
| 求職者支援訓練 | 不要(雇用保険なしでもOK) | ❌ 不可 | ✅ 可 | 無料+月10万円 (収入・資産要件あり) |